2017年3月5日日曜日

北野 武『菊次郎の夏』


ガキと二人泊めろ!とか所々変な笑いが出た。

メインテーマ、
久石譲 - Summer
がよく流れる。夏にぴったりの曲で存在感が大きい。

夏の終わりか。汗というか夏の苦痛的なものが伝わってこなかった。
区切りごとに夏休みの日記のようにタイトルがでる。子供時代の思い出を意識しているんだろうと思う。

俺の友達のどうしようもないクズにそっくりだ。子供と知能が同じ、レベルが同じだという事だろう。あの手の人は子供の友達になれる。作品にとってそれは魅力だということ。

妙に笑いを入れて、キャスティングにしろ彼の芸人の延長としての私物。やはり日本の演技がそこそこ感じるためにややきつい。たけし自体もいいとは思わない。だけどもそう言わせない何かは同時に感じる。それはたぶん武の照れた感じの好感度なんだろうなと。

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