2016年1月14日木曜日

Anne Fontaine(アンヌ・フォンテーヌ)『Coco avant Chanel(ココ・アヴァン・シャネル)』


スタンダードに未熟な若い女と金持ちの男の道楽、そういうフランスらしいというか貴族社会的恋愛。其の中で、特別な性表現やら何やらがないので、印象も薄い。僕の中ではフランス的過激な性表現、バイオレンスってゲテモノ料理と同じ扱いなので、そういうのはまた別枠だし、この映画にそんなもの求めてもしょうがない。

スポットを当てる時期がそこだけかよというのがまず感想。恋愛中心にって後でみたら書いてあったしこんなものか。これは僕には需要ないや。

頭が硬く、柔軟性がなさそうで性格が強いというの(Audrey Tautouの演技というかこの人の癖というか性質。ストレートに言うと役者の見た目が僕の中では違和感。)と女性の地位の向上とは違うのでは?と本質的なところを思った。似て非なるものだと思う。とは言え時代的にはこのような人でないと現状打破はできないというのが現実ですけど、実際の本人の性格とか印象は映像観ないとわかりましぇーん。

とりあえずコルセットは辛いよねと。
逆流性食道炎という病気になってから、胸への負担というのは気をつけないといけないなというのを痛みとして知ってしまったから、余計に気にはなった。
それと祖母が腰を痛めて、コルセットを付けていたが吐き気がずっとすると言っていたので、移動するとき以外はつけないほうがいいよと言えたのもこの映画のおかげやね。さんきゅーとりびあ。
他のシャネルの作品のほうがいいと思います。

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