2014年7月28日月曜日

関西電力「芦原―内藤体制」


芦原―内藤体制を奥村宏(経済学者、評論家)が


http://books.google.co.jp/books?id=DDZbxA7LrZoC&printsec=frontcover&dq=isbn:4492502327&hl=ja&sa=X&ei=2hTWU8OvLMKk8AXGj4KoDw&ved=0CB0Q6AEwAA#v=onepage&q&f=false
Google書籍 isbn:4492502327
奥村宏『トップの暴走はなぜ止められないのか』東洋経済新報社 (2012)

朝日新聞社が発行していた「朝日ジャーナル」の一九八六年九月一二日号に「関西電力 暗黒大陸」
にて報道。
その結果、
http://facta.co.jp/article/200706050.html
FACTA ONLINE
関西財界の「黒衣」が関西電力に帰参
2007年6月号 [ビジネス・インサイド]
  (略ry)
関電の大物フィクサーといえば社内クーデター「関電2.26事件」で失脚した内藤千百里・元副社長が有名。
  (略ry)

1987年2月26日 関西電力の取締会において、芦原義重名誉会長と内藤千百里副社長の解任。

関電の中興の祖 芦原義重の支配体制

http://books.google.co.jp/books?id=DDZbxA7LrZoC&printsec=frontcover&dq=isbn:4492502327&hl=ja&sa=X&ei=2hTWU8OvLMKk8AXGj4KoDw&ved=0CB0Q6AEwAA#v=onepage&q&f=false
Google書籍 isbn:4492502327
奥村宏『トップの暴走はなぜ止められないのか』東洋経済新報社 (2012)

それまで関西電力では芦原義重がワンマン社長として会社を支配していたが、会長、そして名誉会長になってもその体制を続けていた。それを支えていたのが内藤副社長で、当時の関西電力は「芦原―内藤体制」といわれていた。そして芦原の娘むこである森井清二が副社長としてそれを支えていた。


芦原義重、森井清二が出てくる文書

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/111/1440/11112091440004c.html
第111回国会 議院運営委員会 第4号
昭和六十二年十二月九日(水曜日)
午前九時四十分開会

 (略ry)
○政府委員(竹山裕君) (略ry)次に、科学技術会議議員武安義光及び芦原義重の両君は十二月二十四日任期満了となりますが、武安義光君を再任し、芦原義重君の後任として森井清二君を任命いたしたいので、科学技術会議設置法第七条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。(略ry)
以下は関西電力元副社長の内藤千百里の証言

http://www.asahi.com/articles/ASG7N029QG7MUUPI00B.html
関電、歴代首相7人に年2千万円献金 元副社長が証言
藤森かもめ、村山治

2014年7月28日03時41分

関西電力で政界工作を長年担った内藤千百里(ちもり)・元副社長(91)が朝日新聞の取材に応じ、少なくとも1972年から18年間、在任中の歴代首相7人に「盆暮れに1千万円ずつ献金してきた」と証言した。政界全体に配った資金は年間数億円に上ったという。
 (略ry)
 内藤氏が献金したと証言した7人は、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、鈴木善幸、中曽根康弘、竹下登の各元首相
 (略ry)
在任中の歴代首相とあるので要するに、田中政権から竹下政権まで(田中政権発足1972年から竹下政権1989年終わりまで)確認できるということ。
竹下政権は1987年から、内藤千百里が失脚したのも1987年

首相に加え、官房長官、自民党幹事長、政調会長、野党幹部も200-1000万。
年間総額は数億円 。

田中角栄 秘書:佐藤昭子(越山会の金庫番、越山会の女王と呼ばれた人)
芦原義重 政治担当秘書:内藤千百里

http://www.asahi.com/articles/ASG7N029RG7MUUPI00D.html
(原発利権を追う)金を渡すと角さんは「頂いたよ」

2014年7月28日03時50分

芦原さんが角さんの事務所で1千万円を渡すと、角さんは「おーい。頂いたよ」と昭さんに伝える。昭さんは「そうですかー」と受け取りに来る。1千万円は紙袋や風呂敷で持っていく。大した重さではなかったね。私が昭さんに電話で「行きますよー」と言えば、「いらっしゃーい」と面会を入れてくれた。
(略ry)
総理を辞めた後にも同額を渡した人はいた。辞めたからといって800万円に下げるわけにはいかんでしょ。
(略ry)
 官房長官、自民党幹事長、政調会長ら実力者と野党幹部には1回200万~700万円。年間総額は数億円になると思う。私が政治家の実績を伝えると、芦原さんが金額をパパッと決めた。
(略ry)
関電元副社長の内藤千百里氏は、政治献金について「関電のみならず関西財界を東京と同じ地位までレベルアップする」ことを目的とし、芦原義重元会長はその結果、「総理大臣と一対一でいつでも話し合える関係になった」と証言した。
(略ry)
今回の証言で、原発利権で有名な角栄だけでなく、その他の歴代政権も与野党実力者を含めて大きく噛んでいるなと思った。

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