2014年7月28日月曜日

小沢一郎『日本改造計画』


この10年を描いたもの

http://www.tbs.co.jp/jijihoudan/column/200811_03.html

時事放談
テレビプロデューサーの日々
制作プロデューサー:石塚 博久


【2008年11~12月号】
 (略ry)
するとその人は、「もうそろそろ話してもいいと思うんですけど」と、おもむろに書架から本を取り出した。そして、「15年前のあのころ、私たちは政治を変えようと、この人の下に集って、何回も勉強会を繰り返し、1年半ほどかけてこの本をまとめたんですよね」と言うのだ。

そして、目次のページを開けると、「前文は本人、そのほかは、ここは北岡伸一、ここは竹中平蔵、ここは飯尾潤、ここは伊藤元重、ここは御厨貴…」と項目を 指し示すのだ。その著者である政治家は当時、私の担当していた人だったが、不覚にも知らなかった。今やあちこちで活躍するそのそうそうたる研究者たちが 15年前の若きころ、政治への思いを胸にその政治家の下でひそかに集い、あの政界再編の準備をしていたというのだ。

驚愕していると「石塚さんのような番記者さんたちに気づかれないように、ホテルで集まるときは厨房口から入ったりいろいろしましたからねえ」と本を閉じた。空いたビール缶と柿の種が散らばったテーブルの上に置かれたその本は「小沢一郎著 日本改造計画」だった。
 (略ry)


http://yamauchi-koichi.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-be49.html

山内康一 の「蟷螂(とうろう)の斧」

2014年5月16日 (金)
お薦めの本「日本政治ひざ打ち問答」 

 (略ry)
政治学者の御厨貴先生、日経政治記者出身の芹川洋一論説委員長の対談本の「日本政治ひざ打ち問答」という本です。 エピソードが具体的で読みやすく、政治に興味のある人にはかなりおもしろい本です。 (略ry)
例えば、小沢一郎氏の「日本改造計画」をつくったブレーンの名前をこの本で初めて知りました。政治の部分は御厨貴氏と飯尾潤氏、外交・安保は北岡伸 一氏、経済は竹中平蔵氏と伊藤元重氏という豪華メンバーだったそうです。当時の小沢氏の政治的傾向が、後の小泉政権と似ていた理由がよくわかります。とい うより小沢氏の政策を小泉元総理が継承したとも言えるかもしれません。
小沢一郎『日本改造計画』

政治
御厨貴 飯尾潤

外交、安保
北岡伸一

経済
伊藤元重 竹中平蔵

 小泉純一郎が当時の小沢と同じ政策をとり、竹中をつかうことにより、小沢と民主党は立場を変えざるを得なかった。


2014.07.20 『たかじんのそこまで言って委員会』読売テレビ(ytv),BOY'S
宮崎哲弥の発言のみ抜粋し、文章化

ちょっと年次改革要望書の話とは少しずれるんだけどこの10年色んな形で改革っていうのが行われた。
経済的な構造改革、政治改革、それから政権交代を契機とした民主党政権のまあ一種の改革と言ってもいいかもしれない。
で安倍さんの今次の安全保障改革というのがありますよね。
これもね何て言うかなパッケージとしてこれが一番最初に日本で出て来たのは何だろうかとずっと考えてたわけ。
でねこれご当人がなさったのではなくて、それぞれ全部違う人によってやられたんだけど私はね、小沢一郎氏の日本改造計画だと思う。
というのはね、このそのずっと考えていて、御厨貴さんってあの人が『日本政治 ひざ打ち問答』って本をね、日経から出していて、ここにこう書いてあるんです。
小沢さんの日本改造計画を作った連中というのがいるんです。
ここには僕も入っていましたけれども、政治の部分は僕と飯尾潤が書いて、外交と安全保障は北岡伸一。経済は竹中平蔵と伊藤元重が書いたんですよと証言してるこれねずっとそういう噂が出て来てたんだけど、初めて書いた人によって証言されてる。
そうで竹中平蔵さんでしょう伊藤元重さん今あの経済財政諮問会議の民間委員ですよね。
北岡伸一さんは集団的自衛権をあのこの推進した重要な方ですよね。
そして飯尾潤さんは民主党政権に深く関わった人。
全部ねこの学者達が絵図を書いていて、これが一番最初にパッケージで出て来たのが、小沢さん自身はこれを実行しなかったんだけれども、小沢一郎の著作の名前で日本改造計画は全部出てんだよ。
私はあの本の責任というのが小沢さんにあると言ってるのではなくて、要するにこの本のパラダイムからまだ私達、日本のこのあの政治って言うのは或いは経済政策から全く抜けていない

何にしろ実行するのに時間がかかり、絵図を描いて実行するまでものすごく長い時間がかかるんだなと思った。やはり、政争とは別の場所に政策としての流れがある場合もあるため、一概に政党や派閥に限らず共通する部分もあるなと。

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