2014年3月4日火曜日

”参議院のドン”再び


約束したことは必ず守る
輿石東と青木幹雄の関係

輿石→青木への評価
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100516k0000m010064000c.html
青木幹雄氏:「参院自民、流動化も」 不出馬で政界に波紋
 (略ry)
 自公連立政権時代、野党側で青木氏の折衝相手だった民主党の輿石東参院議員会長は、毎日新聞の取材に対し「『約束したことは必ず守る』を信念にした立派な先輩だった。健康上の問題なので仕方がない」と惜しんだ。【中田卓二、井上元宏】
青木→輿石への評価
三宅久之 『三宅久之の書けなかった特ダネ』青春出版社(2010/11/2)p.204
引退した参院自民党のドン、青木幹雄も、かつて筆者に、
「約束したことは、必ず守るんです。信用のおける人ですよ」
政権交代前から、輿石と青木はパイプを持っていた。全く同じ言葉を使っているのが笑える。酒が入れば冗談を言う人、日教組の集会では人が変わったように闘士になり熱弁をふるう姿を三宅は書いていた。

 このとき既に、参議院はねじれ状態にある。早稲田大学社会科学部出身の安住淳を使うことになる。勿論、安住は早稲田大学雄弁会出身。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120529/stt12052922460008-n1.htm
青木氏らOB・ベテランが消費税増税賛成へ活発化 警戒強める谷垣氏 
2012.5.29 22:45
自民党の青木幹雄元参院議員会長らOBやベテラン議員から、衆院解散などの条件をつけず消費税増税関連法案成立に協力すべきだとの声が強まり、解散 にこだわる谷垣禎一総裁との軋轢(あつれき)が生じている。ベテラン議員からは「増税を実現させるなら9月の党総裁選で再選もある」と甘いささやきがかか る中、谷垣氏側はガードを堅くしている。 「消費税はもともと自民党が導入した税。その私たちが今回の法案をつぶすわけにはいかないわね…」
 青木氏は今月上旬、東京・平河町の個人事務所を訪ねた自民党幹部をこう諭した。
  青木氏は平成22年に体調を崩したこともあって参院議員を引退した。しかし、参院自民党のドンとして国会を切り盛りした影響力はいまだ強く、古賀誠元幹事 長や森喜朗元首相ら派閥領袖(りょうしゅう)級と連絡を取り合っている。さらに参院議員会長当時の交渉相手だった民主党の輿石東幹事長とも接触。早大雄弁 会の後輩で、消費税増税関連法案を所管する安住淳財務相の“青木詣で”も目撃されている。
 青木氏と親交のあるベテラン議員らはそろって、 青木氏同様に衆院解散より法案成立を優先させるべきだとの立場だ。森氏は4日の産経新聞インタビューで「来夏に参院選とのダブル選で雌雄を決すればいい」 と強調。古賀氏も25日のBS番組で「解散を言うよりも消費増税を推進すべきだ。解散を急ぐ必要はない」と明言した。
 今月中旬からは、早期解散に固執する谷垣氏を懐柔するためか、党総裁選での再選をにおわせる動きも出始めた。かつて青木氏が所属した派閥「平成研究会」を率いる額賀福志郎元 財務相は17日、記者団に「法案成立時に解散を勝ち取れなくとも、党内抗争がないようにすべきだ」と言及した。
 また、別の派閥領袖は今月中旬、谷垣氏側近に「消費税法案さえ通っていれば再選は間違いない」と持ちかけたという。
(略ry)
青木の動き

古賀誠(宏池会)
森喜朗(清和会)
額賀福志郎(経世会)
自民党の主要派閥をとりあえずおさえている。

輿石東
ねじれ状態の参議院を使い、上手く取り入る。

安住淳
雄弁会の人脈。

増税の流れについては別のところで触れるのでスルーするとして、基本的に谷垣は増税についても賛成であるし、基本的には野田と意見が近いし民主党の延命装置にしかなっていない。それはこの後の谷垣降しが起きる流れの中でもわかる。古賀、森、青木にせよ野田政権延命を望んでいるわけではあるが、それは民主党内と自民党内でも意見が違う人間が出てくる。そして決定的なのが第三勢力の出現にあるわけだがこれも別に触れるのでスルー。大事な部分として、輿石と近いのは小沢で、そしてその後の民主党の流れもそれが影響する事も忘れてはならないが、これもまた別のお話である。そんなこんなで、ミキオハウスは再び営業再開ということである。そうつまり、民主党政権というのは、小沢が自民党を離脱して政権交代が起こり、麻生政権で再び政権交代するまでの流れを凝縮しただけなのだ。勿論、政権運営があまりにもひどいという点は問題がある。

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